打ち切りエンドか?第二部への輝かしい幕開けか?

原点回帰が今のテーマとなっている中の人ですが、
その一環として自分のバイブルともいえる「ゲド戦記・影とのたたかい」を読みました。

あ、ジブリ製作の「Gedo senki」とは全く別モノです。
原作レ○プもいいとこだよねコレ

この本を買ったのは20年近く前、
仕事に悩み昇進出来ない事による自分の闇に悩む日々だった時。

今とやってる事かわんねーなwwwというツッコミはさておき。
児童文学とはもはや言えない、人間の深層心理を緻密な描写で描いた芸術的な文章に
中の人はそれこそゲドを自分に当てはめて必死になって読んでいた。

断捨離ブームでほとんどの本を処分してしまったが、
この「影とのたたかい」だけは捨てまいと決めた数少ない本だ。


そして今、ふたたびじっくりと読む時がきた。
まさに若き日のゲドのように、愚かで、闇に怯える魔術師として。


よもや自分が魔術師の立場で読む日が来るとは思わなかったのだが、
この本で語られる魔術師としての教えは、とても空想物語とは思えぬものだった。

特に闇に対する考えは、同じ魔術師モノと言えるハリーポッターよりも
リチュアルマスターと近いものがある。
ホグワーツがアデプト向けだとすればロークの学院はリチュアルマスター向けか。

今も全く色あせることのない、流麗な物語を読みながらふと思った。



「自分はこんな下世話な内容を、書きたかったのか?」


ここで言う「下世話な内容」は主に中の人が金がないだの愚痴ったり
ミステリースクールはクソだだの言っていることだ。

確かに自分のアデプトとして歩んできた中での数多くの失敗談を晒すことにより
同じ失敗で悩んでいるアデプトさん達に対し安心感を与えてきたつもりだ。

しかしながら必要以上に自分を下げすぎた。

自分を下げる行為は誇り高き魔術師としても美しき女神としてもやってはならないことだ。
例え言葉で書いただけでもそれは確実にエネルギーを持ち自分自身となっていく。
その結果、訪問者の方にも同情されるような存在に成り下がってしまっていた。


なのに何故ブログを続けた?


それは恐らく「ミステリースクールのガイド」という立場に固執したからに他ならない。
ブログを書くことこそでガイドとしてのアイデンティティを保っていたのだろう。
確かにガイドとしてもリチュアルマスターとしても存続の危機に立っているのだから。



そして自分がミステリースクールの学びを始めた原点を思い出す。


魔法が真実であった喜び


それこそが自分を今まで突き動かしてきたものであり
悲しくもリチュアルマスターに固執する原因でもあった。

そんな大好きな魔法をこの「現実世界」において活用したとは決して言えない。
もし活用出来ていたら現在の所持金100円というのはありえない話だwww


もう自分を下げて哀れみを引く文章なんて書きたくない。
代わりに魔術の偉大なる叡智の片鱗でも良いから表現していきたいのだ。


今自分が生きる世界に、自分の人生に、魔法をかけていこう。
そして偉大なる叡智を携え栄光の中で生きていくのだ。



中の人の戦いは、これからだ!